2017年03月11日

コレクション展 反映の宇宙

上田薫氏と.jpg
数々の賞を受賞し、日本はもちろん、
海外の美術館にもたくさんの作品が収蔵されている、
画家・上田薫氏のギャラリー・トークへ。
作品についてのお話しを伺ってきました。

終盤、質疑応答の際、印象的だったのは、
「年齢を重ねて、視力も変化すると思いますが、
 作品の見え方というのも変わるのですか?」という問いに、

「確かに目は悪くなったけれど、
 描こうとしているものも、描いている時も、
 目ではなく ❝ 気持ち ❞ で 見ているので、
 今も昔も絵の見え方は変わらない。」
との答え。
この言葉に泣きそうになりました。
作品をうみだすというのは、キモチ だから、
オモイが そうさせるから、です。

Sky F.jpg
パンフレットを広げると現れる3枚組≪Sky F≫
この作品についてのコメントも素敵でした。
「これは3枚で一つですが、なぜ、つなげないで、
 間をあけているのですか」という問いに

「間をとることで、見る人が、そこをつなげ、
 想像を膨らませるといいと思ったから。」
と。

歌もお好きだという上田さんとは、縁があって、
私のレッスンを受講していただいていました。
ある時、「アインシュタインに似てますよね。」と何気なく言ったら、
海外に行くとどこの国でも必ず言われたのだ、とのこと(笑)
やはり天才はこういうお顔立ちなのでしょう!

神奈川県立近代美術館にて3/26(日)まで。
posted by seiko at 00:00| SEIKO的、暮らしCAL